nPlayerPro

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Apple Silicon 専用フレームアキュレート・ビデオプレーヤー

nPlayerPro は、映像制作・ポストプロダクション向けに設計された macOS ネイティブのビデオプレーヤーです。
Apple Silicon (arm64) に最適化されており、AVFoundation の低レベル API を直接制御することで、フレーム単位の正確なシーク・再生・検査を実現します。

放送モニターを模したインターフェースにタイムコード表示、リアルタイムオーディオメーター、詳細なメディアメタデータ表示を統合し、映像素材の確認・検証作業を効率化します。

機能紹介

フレームアキュレート再生

1フレーム単位の前進・後退操作に対応。キーボードショートカット(←→キー / JKLシャトル)による高速なフレームステップが可能です。

タイムコード表示

ファイルに埋め込まれたタイムコードトラック(tmcd / tc64)を自動検出し、SMPTE タイムコードとして表示します。ドロップフレーム(29.97fps / 59.94fps)にも対応。
タイムコードトラックがない場合は経過時間ベースのカウンター表示に自動切り替えします。

リアルタイムオーディオメーター

放送グレードのクリッピングインジケーター付き Peak / RMS レベルメーターを搭載。
AVAudioEngine の installTap による約93Hzのサンプリングと IIR バリスティックスムージングにより、プロフェッショナルな動きを再現します。

マルチオーディオトラック選択

複数のオーディオトラックを持つファイルに対応。
ドロップダウンメニューからトラックを切り替えることができ、再生位置を保持したままオーディオエンジンが自動的に再構成されます。5.1ch / 7.1ch サラウンドにも対応。

メディアメタデータ表示

解像度、フレームレート、コーデック、ビット深度、フィールドドミナンス(プログレッシブ / TFF / BFF)、カラープライマリ、伝達関数、リール名など、映像制作に必要な技術情報をメタデータバーに常時表示します。

詳細仕様

動作環境

項目仕様
OSmacOS 26.0 以降
アーキテクチャApple Silicon (arm64) 専用
バンドル IDworks.mistelier.nPlayerPro
バージョン2.0

対応コンテナフォーマット

フォーマット拡張子UTI
MPEG-4.mp4, .m4vpublic.mpeg-4, com.apple.m4v-video
QuickTime.movcom.apple.quicktime-movie
AVI.avipublic.avi
MPEG-2 TS.ts, .mts, .m2tspublic.mpeg-2-transport-stream
Matroska.mkvorg.matroska.mkv
WebM.webmorg.webmproject.webm
MXF.mxforg.smpte.mxf
MPEG.mpg, .mpegpublic.mpeg, public.mpeg-2-video
3GPP.3gp, .3g2public.3gpp, public.3gpp2

対応ビデオコーデック

コーデック識別表示
H.264 / AVCAVC/H.264
H.265 / HEVCHEVC/H.265
Apple ProRes 4444 XQProRes 4444 XQ
Apple ProRes 4444ProRes 4444
Apple ProRes 422 HQProRes 422 HQ
Apple ProRes 422ProRes 422
Apple ProRes 422 LTProRes 422 LT
Apple ProRes 422 ProxyProRes 422 Proxy
MPEG-4MPEG-4
MPEG-2MPEG-2
Motion JPEGMJPEG

※ AVFoundation がデコードをサポートするすべてのコーデックで動作します。
上記以外のコーデックは FourCC をそのまま表示します。

対応オーディオコーデック

コーデック識別表示
Linear PCMPCM
AACAAC
AC-3 (Dolby Digital)AC-3
Enhanced AC-3 (Dolby Digital Plus)E-AC-3
Apple LosslessALAC
MP3MP3

オーディオメータリング仕様

パラメータ
メータリング方式installTap ベース(リアルタイムオーディオスレッド)
スムージングIIR バリスティックフィルタ
アタック時間5 ms
リリース時間300 ms
ダイナミックレンジ-60 dBFS 〜 0 dBFS
セグメント分割3 dB 間隔
カラースキームグリーン(〜-12dB)→ イエロー(-12〜-3dB)→ レッド(-3〜0dB)
クリッピング検出ピーク ≥ 1.0 で赤色インジケーター表示
対応チャンネルMono / Stereo / 5.1ch / 7.1ch

※ 一時停止中のフレームステップ操作時は、installTap ではなく CMSampleBuffer から直接ピーク / RMS を算出し、メーターに反映します。

タイムコードエンジン

機能仕様
対応フォーマットtmcd(32-bit)/ tc64(64-bit)
ドロップフレーム29.97fps (2フレームドロップ) / 59.94fps (4フレームドロップ)
ノンドロップフレーム全フレームレートに対応
フォールバックタイムコードトラックなし時は経過時間ベース表示
表示形式HH:MM:SS:FF(ノンドロップ)/ HH:MM:SS;FF(ドロップ)
インジケーターTCR(タイムコードリーダー)/ CTR(カウンター)

キーボードショートカット

キー機能
1フレーム戻る
1フレーム進む
Space再生 / 一時停止
J1フレーム戻る(JKLシャトル)
K一時停止(JKLシャトル)
L1フレーム進む(JKLシャトル)
Home先頭フレームへ移動
End最終フレームへ移動
⌘Oファイルを開く
⌘Fフルスクリーン切り替え
⌘0ウィンドウサイズ 1280×720 (16:9)
⌘9ウィンドウサイズ 720×540 (4:3)
⌘8ウィンドウサイズ 720×405 (16:9)
⌘7ウィンドウサイズ 1920×1080 (16:9)

メタデータバー表示項目

左カラム:

  • 解像度(幅×高さ)とフィールドドミナンス(P / TFF / BFF)
  • フレームレート(Hz)
  • デュレーション / 総フレーム数
  • リール名

中央カラム:

  • フレームレート表示(fps)
  • 再生状態インジケーター(グリーン: 再生中 / オレンジ: 停止)
  • TCR / CTR インジケーター
  • SMPTE タイムコード(大型表示)
  • フレームカウンター
  • トランスポートコントロール

右カラム:

  • コーデック名 + ビット深度
  • オーディオレベルメーター + トラックセレクター
  • カラープライマリ
  • 伝達関数(Transfer Function)

更新履歴

2026/08/05 v2.0

nPlayerPro 2.0では、フレーム精度、タイムコード処理、音声再生の安定性を中心に再生エンジンを刷新しました。

v2.0よりnPlayerProは公証済みアプリケーションとなりました。

新機能
  • アプリメニューから利用できる自動アップデート機能を追加
  • 実際の映像サンプル時刻を使用するフレームタイムラインを追加
  • VFR動画および開始時刻が0ではない動画の正確なフレーム解析に対応
改善
  • H.264、HEVC、ProResの特性に合わせて映像出力処理を最適化
  • フレームキャッシュのメモリ使用量を制限し、高解像度素材の再生効率を向上
  • MOVタイムコード解析の入力検証を強化し、破損・切り詰められたファイルを安全に処理
  • 音声およびLTC処理の並行制御とライフサイクル管理を強化
  • ファイルを開く操作とドラッグ&ドロップの処理を整理
不具合修正
  • 23.976fpsのノンドロップフレームタイムコードで経過時間に誤差が生じる問題を修正
  • 29.97fpsおよび59.94fpsのドロップフレームタイムコードで、1分・10分境界が正しく計算されない問題を修正
  • 埋め込みタイムコードの開始値やメディア開始時刻が正しく反映されない場合がある問題を修正
  • 回転情報を持つ動画で、映像の向きと表示解像度が一致しない問題を修正
  • シークバー終端で最終フレームを正しく選択できない場合がある問題を修正
  • 音声メタデータが欠けていると、表示中の音声トラックと実際のトラックが一致しない問題を修正
  • 音声またはLTCトラックの切り替え後に、切り替え前のデータが使用される場合がある問題を修正
  • 素早いシークやファイル切り替えで、古い処理結果が反映される場合がある問題を修正
  • 無効なLTCトラックや不完全な音声データを読み込んだ際、処理が失敗する場合がある問題を修正
  • 再生終了後も不要な先読み処理が繰り返される問題を修正
アップデートについて

v1.1には自動アップデート機能が含まれていないため、v2.0は手動でダウンロードしてインストールしてください。
v2.0以降は、アプリメニューの「Check for Updates…」から新しいバージョンを確認できます。

2026/03/05 v1.1

機能
  • オーディオ LTC タイムコード読み取り
    任意のオーディオトラック・チャンネルに記録された SMPTE 12M Linear Timecode (LTC) を抽出・表示する機能を追加。
    再生中のオーディオトラックとは別のトラックからも読み取り可能。
    • フレームレート自動検出(24/25/30fps)、ドロップフレーム対応
    • ロック状態インジケータ表示(緑: ロック / 黄: サーチ中 / 赤: 信号なし)
    • メタデータバー右下の LTC ソースセレクタで読み取り元を選択(Off / Track-N ChN)
不具合修正
  • 破損オーディオによる映像停止の軽減
    オーディオデータに破損がある場合に映像再生まで停止してしまう問題を軽減。
    映像とオーディオのデコードを分離し、オーディオ側のエラーが映像に波及しないようにした。
  • トランスポートボタンの操作性改善
    再生・コマ送り等のトランスポートボタンがアイコン部分を正確にクリックしないと反応しなかった問題を修正。
    ボタン全体がクリックに反応するようにした。

Thumbnail: (c) copyright 2008, Blender Foundation / www.bigbuckbunny.org

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